Feelings for Housing 住宅にかける想い

とにかく「普通じゃない」家を創りたいと思っていました。遊びに来てくれた人が面白がってくれたり、ビックリしたりするような家にしたくて、コンセプトは「洞窟のような家」。言うなれば、子供の頃に憧れた「秘密基地」を創りたいとお願いしました。
また、どこにでもあるようなありきたりな感じにはしたくなかったので、家創りのベースカラーとして多用されている白を排除してもらいました。

そもそもは2階建てを考えていたのですが、2区画分の土地を手に入れられたことを久保社長に伝えると、「平屋にしてはどうか」とアイデアをいただきました。
LDKを家の中心に置いて、その周りに書斎や子ども部屋、ウォークインクローゼットを配置。「秘密基地（＝LDK）」から洞窟上に伸びていくようなイメージで、「秘密の小部屋（＝家族の部屋やクローゼット）」を設計していただきました。
さらに、妻の意向で各入り口の上部にアーチをつけたり、私が好きな黒をふんだんに取り入れてもらいつつ、グレーやネイビー、カーキなど全体のトーンを落とすことで、「普通じゃない雰囲気」に仕上がりました。
天井が高い吹き抜けの平屋建てなので、2階建てにしなくても、屋根裏部屋的に畳仕様のスペースを中2階に設けたり、その周りにさらに収納抜群な秘密のスペースを儲けたり、とにかく「秘密基地感」か満載の家になりました。
子供たちも「秘密基地みたいだ！」と大喜びで、狙い通りです！

まだガーデンスペースは出来上がっていないのですが、子供たちと家にいながら、アウトドアを存分に楽しめる空間になります。
ウッドデッキと芝を貼り、テントも張れるようにします。キッチンさながらの調理スペースやBBQスペースにダイニングスペース、さらに焚き火ができるように大きめなファイヤーボールも設けます。
夜も遊べるように外灯も設置して、ちょっとしたプライベートキャンプ場のようになります。夏には大きなプールも置く予定で、仕上がりを子供たちも楽しみにしています。