新築の中に、「本家」としての歴史と存在感を残せました。

Concept

100年4代受け継いできた本家の、親戚一族が集まる平屋建て

建て替えを検討し始めたのは、5年ほど前からで、nattoku住宅に決めた理由は大きく2つ。1つめは、大手の住宅メーカーでなく、地産地消な家を建てたい...静岡の地域密着型の住宅メーカーに建ててもらいたいと思っていたからです。2つめは、私が定年まで勤めていた会社の後輩にあたる志村さんが、nattoku住宅で働いていると聞いたからです。志村さんがとても親身になって、対応してくれました。

先祖代々100年、この200坪の土地を4代に渡って受け継いできたのですが、この平屋に建て替える前は、築50年の家が建っていました。その家を思い切って建て替えることにしました。この5LDKの平屋建ての敷地面積が約200㎡。そして、大きな木や紅葉の木を植えた2つの庭、自家農園の畑、親戚がみんな集まれるように8台まで停められる駐車場を完備しました。

この平屋建てでこだわったポイントは、まずは基礎工事の部分です。この土地は、揚げ土された土地で災害で浸水したこともありましたので、基礎高を標準の40cmから50cmに変更してもらいました。あとは、前の家が高い天井だったので、標準よりも10cm高い2m50cmの天井にしていただきました。
本家には子供夫婦が孫を連れてきたり、お正月、お盆、法事の際も親戚が集まれなければいけません。せっかく新しく建て直すのであればキッチンやリビングはうんと広く、客間も和室を2部屋繋げてもらい、さらに孫が遊べるプレイルームまで設けました。

100年続いている「本家」として親戚一同が集まりやすい上に、孫から祖父母まで3世代の老若男女の誰もが居心地がいいように和洋折衷にしています。父が50年前に建てた家を解体する際に、これまでの家が刻んできた歴史や思い出がなくなるような気がして、一抹の寂しさや名残惜しさがありました。そこで、前の家の思い出やこれまでの歴史を新築の中にも受け継ぎたいと、前の家で使われていた建材をアレンジして、所々に新築の中に残して設計していただきました。画一的なプランニングしか受け付けない大手の住宅メーカーでは実現不可能でした。
完全注文住宅として120%の希望を実現します!とおっしゃってくれたnattoku住宅さんならではの、温かい仕事だと感動しました。おかげさまで、父が創った前の家の「想い」と本家の「歴史」が、この新しい家にも受け継がれました。

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