「差別化」ではなく「区別化」
ブログをご覧の皆様 ありがとうございます。
先日、研修にお伺いさせて頂いた際に、とても印象に残った言葉がありました。
それが、
「差別化ではなく、区別化」
という考え方です。
差別化は、他社との比較から始まる
差別化とは、競合他社と比べて、自社の優れている部分をつくることです。
「他社より価格が安い」
「他社より性能が高い」
「他社よりデザインが良い」
もちろん、これらも大切です。
しかし、比較されることを前提にしている限り、さらに安い会社や、さらに高性能な商品が登場すれば、お客様の選択肢は変わってしまいます。
比較の中で選ばれようとすると、最終的には価格競争に巻き込まれる可能性があります。
区別化は、比較そのものをなくすこと
一方、区別化とは、他社より少し優れている状態ではありません。
「この会社にしかない」
「この人たちから買いたい」
「他とは比べられない」
そう思っていただける、独自の価値をつくることです。
商品、デザイン、素材、接客、考え方、そして家づくりに対する姿勢。
これらすべてが一つにつながったとき、価格だけでは比較できない会社になります。
お客様から、
「ほかの会社より安いから選びました」
ではなく、
「この会社で建てたい」
「あなたにお願いしたい」
と言っていただける。
これが区別化だと、私は考えています。
私たちが行ってきたのは、区別化だった
研修でこの言葉を聞いたとき、改めて気づきました。
私たちがこれまで取り組んできたことは、単なる差別化ではありません。
無垢の床、塗り壁、オリジナル家具、イタリアの建材など、ほかでは簡単に手に入らない商材を開発し、住まいに取り入れてきました。
しかし、区別化とは商材だけの話ではありません。
なぜ、その素材を使うのか。
その家で、どのような暮らしをしてほしいのか。
私たちは、お客様にどのような豊かさを届けたいのか。
そこまで伝えられて、初めて価値になります。
どれだけ良い商品を持っていても、伝える人が価格や性能だけを説明していたら、その価値は届きません。
商品と人、そして想いまで含めて、私たちの家づくりです。
比べられる会社ではなく、選ばれる会社へ
住宅業界は、人口減少や建築費の上昇、金利上昇など、ますます厳しい環境になっています。
今までと同じ家をつくり、今までと同じ伝え方を続けているだけでは、価格競争から抜け出すことはできません。
だからこそ、これから必要なのは、
「何が他社より優れているか」ではなく、
「なぜ私たちでなければならないのか」
を明確にすることです。
差別化の先にある、区別化。
簡単に真似できない商品を持つこと。
自分たちの価値を言葉で伝えられること。
お客様の豊かな暮らしを、本気で考えること。
私たちは、家を売るだけの会社ではありません。
価格で比較される住宅会社ではなく、
価値と想いで選ばれる、唯一無二の存在を目指す。
改めて、私たちが進んできた方向は間違っていなかったと感じました。
これからも私たちは、比較されるための差別化ではなく、
「ここでしか実現できない」と感じていただける区別化を追求していきます。
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