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イタリアにタイルの買い付けに行ってきました



ある非住宅(老人ホーム)の案件にイタリアのタイルを使用したいとのご要望を頂きまして、3日間ほどイタリアに行ってまいりました。イタリアのタイルの産地はボローニャ近郊が有名で、その地域にあるタイルメーカー3社にて商品を選んで参りました。お客様のご要望は、日本ではお目にかかれない、美しい柄でかつ滑りにくいもの(使用は室内)ということ。美しい柄の物は、多くは壁に使うことや艶があるつるっとした表面のものが多く、床への使用が適していない中、何とかお客様が気に入った柄のものを見つけることが出来、そちらを発注することになりました。

ところで皆さんは、滑り抵抗値に関する規格があることをご存じでしょうか。下に資料を張り付けましたが、ヨーロッパではドイツ規格の滑り抵抗評価に準じてランク付けをしており、室内に使う材料はR9~R10程度、外構やプール再度に使うようなタイルはR11以上を推奨しているそうです。R11のもの体感しましたが、サンドペーパーぐらいの抵抗がありました。このあたりの抵抗値のものはほぼ艶消しになってしまいますので、艶ありのもので滑りにくいものはR10になります。

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恥ずかしながら今まではこの規格があることを知らず、アンチスリップ表記されているものか否かで確認をしておりましたので、今後はR値にも気を付けてまいりたいと思います。9月のチェルサイエではその辺りも含め、床用と壁用の柄の違いなども気にしながら視察して参ります。

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